路の上、COYOTEは吠える

080315路上ライブ

東京は今日、大変気持ちいい晴天に恵まれましたね。
僕は「自称晴れ女」カホンanzuさんと路上ライブをしに吉祥寺へ行ってきましたよ。
そもそもカホンとアコギはアンプラグドでセッション出来る楽器同士なんだから、場所さえあれば全然スタジオ入らなくても練習できるのです。だったら、スタジオ代の節約と町の人々の反応を見るという半分公開練習、半分CMみたいな意味合いで暖かい時期に路上ライブをやるのはとても理にかなってる。ということで今日が決まって。
夕方に待ち合わせて井の頭公園へ。
さぁ、歌うぞ〜とセッティングとチューニングを終えて一曲目を演奏。春のワルツを気持ちよく歌っていると、二番のサビ辺りで視界に青と黄色の警備員を発見。「警備するのも忘れて聴いてくれてる」と思い一曲目を演奏し終わると警備されてるのは僕らだということが解りました。笑
結局井の頭公園での演奏を断念、この時間に演奏できる場所はないと諦めanzuさんの友達もせっかく来てくれてたので飲み屋に行き飲んだくれてました。笑
…で
さすがに一曲で帰るのは忍びなかったため、ショッピングモールの店のシャッターが閉まる時間に合わせ、第二回戦のために飲み屋を後にしました。
結局スタートが遅くなったので短い間になってしまいましたが、たくさんの方に立ち止まって頂き、すごく楽しいライブになりました。
ハプニングもたくさんあったな。
ミスチルをリクエストされて思い出しながら歌ったYOUTHFUL DAYSがぐだぐだでリクエストしてくれた人に謝ったり、一歳半の子のためにAMAZING JOURNEYをその子の名前入りの歌詞で歌ってあげたり、右斜め前では狂ったようにおじさんが踊ってたり、自分の曲の歌詞をかんだり笑…(今日はanzuさんの友人マスミさんが”パイプ役”をしてくれてたので立ち止まる人と接する事が出来たのもとても幸せでした。マスミさんに大感謝!)
そして今日は、吉祥寺という町の暖かさが改めて身に染みました。
この町はさすがライブハウスのメッカの一つということもあってか、音楽を好きな人・求めてる人が他の町より歩いている気がする。ショッピングモールのイカしたお兄さんなんかもリズムに乗っててたまにこっち見て笑顔だったしね。新宿や渋谷だとなかなかこうはいかない。
ストリートミュージシャンというのは、路の上では完全に「招かれざる客」だと思うのですが、そのawey感がhomeに変わる瞬間があって、それがなんとも言えない幸せなのです。
これからも路上は機会を見つけてやり続けよう。