オリジナリティ

starcoyote2008-04-17

曲を作るということ。それ自体は、とっても自由です。
例えれば、真っ白なキャンバスに絵をなぐりがきするみたいに。
鉛筆で描こうがペンで描こうがクレヨンで描こうが自由だし。
モチーフも自由。
でも、いい曲を作るとなるとまた話は違ってくる。
なんていうか、いろいろ「気配り」みたいなものが必要になってくる。
世の中には色んな好みの人々がいるわけだから、どんな人が聴いてくれるかによって相当「気の配り方」も変わってくる。
気を配るべきは、歌詞か?メロディーか?それとも構成か?雰囲気(音色)か?
それとも全部か?
僕はいわゆる「解る人にだけ解ってもらえればいい」派ではなくて、一人でも多くの人に自分の曲を理解してもらいたいと考える方だから、なるべく多くの人に届いている音楽を参考に曲作っている。(全くの無から作るのが向いている人もなかにはいるかも知れないけど、やっぱり僕はヒントがあった方がやり易い。)
届けなくては、僕がメッセンジャーである意味がない。
届いてこそメッセージ、だとも思います。
あぁ、ブルーハーツは偉大だな。
とはいえ今度は、好きな音楽を模倣しながらそれに似ない曲を作る、というある意味矛盾した難関をくぐりぬけなければいけない。
そして、過去の自分にも…
音楽を聴けば聴くほど、感性が養われる一方、自分の曲がどれにも似てないか不安になる。
でも、やり遂げなくては。
 オリジナリティという簡単そうに見えた
 難題がどさっと僕にのしかかる
 (LANDMARKより)
㊟ 写真は、うちのCD棚。全部入ると1700枚!!(関係ないものも多々入ってますが…)