歌う理由
一年のうちで僕の一番好きな季節が過ぎました。
5月の上旬。
カラッとしたこれ以上なく心地よい風が柔らかく体をなでて、心を輝かせる季節。
躍動と予感、期待と希望の季節。
緑の一番美しい季節。
けれど、一瞬たりとも同じ瞬間は僕らに訪れず、時間は常に経過していく。
僕の心が折れたり気持ちがくじけたりしても、時間はそういった心境とは無関係に、刻々と淡々と、過ぎていく。
そして。
伝えたいことが、山ほどあることにも気付きました。
僕は自分が、なんのために詩を書いてメロディに乗せて歌うのか、最近はっきりと解った気がします。
誰かに感動を伝えたい。
それが出来たなら、それだけで僕にとっては歌う「理由」が「価値」に変わるんです。
「感情を動かす」と書いて、感動
今日もフレディ・マーキュリーの歌が、僕の心に沁みわたる。