夏が終わる
最近、配達時に、仰向けに倒れているセミがたくさんいます
大体、彼らはまだ生きていますが
ひん死の状態
セミの命は短い
たった一週間くらいじゃなかったかな
長く生きたとしても、夏を越せない
ひと夏を謳歌して、死ぬのです
そんなことを思うと高級マンションの無機質な床とか車の通るアスファルトの上で死んで行くのは、あまりに哀れで
掴んで、土の上に移動してやる
バタバタ動いている
最後の、生命力
正しいことをした気分になります
同じことを繰り返して、5日ほど経ちました
配達時間がいつもより少しだけ長くなっているこの5日ほど
セミから「学び」がありました
それは命の尊さ
時間は大切にしなくちゃ
僕らにはたくさん時間があるんです
明日は死の15時間シフトのあと、今度ライブで共演予定のカホンの方と、初音合わせ
丁寧に演奏したいです
夏が終わる前に、まだまだ、沢山。やらなくちゃいけないことがあります