配達日記その6「骨折、そして」

   ■まだうす暗い4時の出来事


いつものように
二階駆け上がりのあの家のドアポスト投函後
階段から降りたその時
着地の時にバランスを崩し
足をひねった状態で体重が乗っかってしまい



激痛



捻挫かな?と思っていたんですが
次の日の朝病院に行ったら
見事に折れてました



タイル張りの床に比べてしまえば
人間の体ってなんてもろいんだと実感。。。



今日はひとまず絶対安静で外に出れないため
一週間後10月10日(日)のライブに向けて、新曲の詰め(三曲やる予定です)を含め昼から猛練習してます。



夜には考え事をすると思います



「人生二回目の骨折」



思えば人生一回目の骨折の時には、僕、高校二年生のサッカー少年でして
人生において初めて「サッカーする時間を奪われる」が発生いたしまして
いい位置にいたんですが、レギュラー争いから泣く泣く脱落
ひどく落ち込んだ17歳の思春期だったんですが、それが元で「Beatles」に出会い音楽に出会いました。


そして
自分でも意外なほど音楽にのめり込みました
新しい世界が開けたんです




だからあのとき
骨折して良かったんだ、と今では本気で思っています

Beatles」もいつまでも僕にとって永遠であり続けるでしょう




出来事は捉え方次第でマイナスにもプラスにも働きます
それを「引き寄せる」のは周りの世界ではなく他ならぬ自分自身でして




今回の事はある種のメッセージであるような気がしてなりません

一回目が思春期なら
二回目は思秋期な今日この頃


「骨折り損のくたびれ儲け」にはしたくありません

考えるチャンスをもらった、と思いここ数日は過ごそうと思います

追伸:::先日、隣の区で同じ新聞社の方が風に飛ばされた新聞を拾おうとしたところトラックし轢かれて亡くなってしまったそうです。仲間としてこの方のご冥福をお祈りするとともに、自分が今生きている事に深く感謝したいと思います。