ボイスレコーダ

ボイスレコーダ

今日は、宝物のお話。
これは、ちょうどiPODくらいの大きさの、録音機。
僕が会社を辞める時に、同じチームのみんなが僕にプレゼントしてくれたもの。(感謝感謝感謝)
とはいえ、このプレゼントは僕本人がチームの一人と一緒に買いに行って選ばせてもらったものだ。(どうせなら絶対「使う」ものを欲しかった。チームのみんなを思い出すきっかけにもなるしね。)
去年これを頂いてから、まずはメキシコで大活躍★
異国の地で僕は曲が頭に浮かんだ時、すぐに書きとめられるようにいつも肌身離さず持っていた。
頭に浮かんだ曲というのは、正確には「曲のかけら」のようなものだから、かけら自体では曲にはならない。
例えば一行のフレーズがいい具合に天から降ってきたとして、まずそれを迅速に書きとめておかなければ大体時間とともに「消えてしまう」。
後で思い出せばいいや、と思っていても意外と思い出す確率は低い。
折角ミリオンヒットの足がかりとなるその曲が出来ても、跡形もなく消えてしまうことだってありえるのだ。
大事なのは、”閉じ込める”こと。
いつでも、どこでも、すぐRECボタンを押せば、音を閉じ込められる。
こんな小さな体に、5分の曲が300曲以上(たぶん)録音できる。
これがあったから、メキシコで創った23曲をスムースに閉じ込め日本に持ち帰ってくることが出来たと言っても過言ではないかも…
僕みたいなシンガーソングライターにとっては、超必需品!
いや、それだけじゃない。
バンド練習でも使える使える。
今日もスタジオで3時間練習してましたが、その音を録り帰ってから聞き直しまたいろんなことを発見しました。
当たり前かもしれないけど、客観的に自分の出した音を聴くこと確認することが出来て、しかも、データとしてメール添付で送ることだって出来る。
これはまさしく、宝物。
手のひらサイズのボイスレコーダは、僕が音楽をやっていく上での大きな道しるべになってくれている。