繊細でダイナミック

懺悔。
5月は、いろんな意味で甘かった。
気づくと、手帳もあまり活用出来てなかったなぁ。
ギターもコーラスも練習はかなりしたけど、結局「もっと出来る」という風にしか思えない。
確実に上手くなってるんだけど、結局「疑うこと」に戻ってしまう。
僕はきっとMでSだ。
自虐的かつ攻撃的。
でも、不安が晴れるまでは、どんどん引き締めていかないと。
少なくても現在のこの「追われるような」不安を感じない場所にまではいかないと体も心も参っちゃう。
こんなんじゃ、第二のミスチルはおろか、プロにすら、なれんぞ。
たとえ人に神経質と言われても、もっと気を張り詰めていかないと。
ある意味、繊細さはアーティストの宿命。
細かくて細かすぎることはない。
強い気持ちで丁寧に描けば、一音、一音という点が繋がって綺麗な和音の線になり、それが何層にも重なり合って、繊細でダイナミックで楽曲という「絵」になっていき、魅力を持ち人の心を打つんだという想いはずっと変わりません。実際、僕の心に真ん中に触れてきた音楽も「繊細でダイナミック」な音楽が多い気がする。U2もマドンナもPINKも。その矛盾するような二つの要素が重なるものこそが僕にとっては芸術なのかも。
僕は来月、30歳になります。
一つの区切りみたいな数字ですね。
思えば、ギターを持ち始めた自分が描いた30歳は、もっともっと大きくて…なんていうか、もっと輝かしいものだった気がする。
狂おしい気持ちで胸がキリキリする日がある。
でも、負けたくない。
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…
そう、逃げちゃ駄目だ。(碇シンジ)」
まだまだまだ、まだまだまだ!!!
それまでに出来ることがまだまだあるはず。
絶対諦めない。
最高だと思えるアルバムを作れれば、少しは心が満たされるかもしれない。
ますます録音に賭ける想いが募るばかり。
明後日6日は4度目の録音。
ありったけの魂を、注ぎ込む!!!