悟りのリズム

starcoyote2008-10-22

前回のanzuさんとのスタジオ練習からずっと、また新たに認識し始めた単語がある。




rhythm




目に見えないこの要素が、いかに音楽を心地よくするために大事か。
目に見えないからこそ、この要素がマジックを起こし、人を知らずのうちに魅了するのではないか。
僕は今まで、いろんな音楽を聴く際にリズムをつねに意識して聴いてきた。
本物と偽物の違い
とまでは言わないけれど、ある意味では僕が好きな大物アーティストたちは結構リズム感のいい演奏者ばかりで、案外当たってる点もあるかも知れない。



そして
家でCDを聴く時も
誰かのライブを見る時も
電車に揺られ、もしくは自転車に乗って、Ipodを再生している時も(自転車は最近危ないからやめた)
仕事中、人が見てない時にも
音楽を感じられる時にはいつでも
ひざを叩き
ひざを叩きづらい状況の時は「どこか」を叩き
執着し
あらゆる音楽のリズムを自分のものにしようとした。


この作業は馬鹿にならない
自分の作る3分半の音楽の「舵取り」をするために
必要不可欠
そう思っています。





実際、自分自身もリズム感を向上させるために掛け持ちバンドでドラムを2年くらいやってた。
叩き方を覚えるには充分な期間
今でも、スタジオに入った時には必ず、休憩時間などに、叩いて、録って、聴いて、自分のリズムが落ちないように意識しています。



悩んで。

自分の得意を
あるいは
特異を
考え始めたら、オリジナルをウリにするひとつの方向性が見えたのです。
カホンとギターだけでも、ノリは出せる。




自己実現
自分を発揮すること






それこそ表現の根幹









希望の種が、ここに





photo by banbi