音楽はある意味「心象風景」

starcoyote2009-10-03

昨日はいいリハでした。
anzさんが珍しく忙しく欠場。により、仕事帰りのマンドリンu1さんとタイマン密着リハ。
3時間のにらめっこで、レパートリが増えました。
u1さんは基本的に、やりたい音楽のディレクションが近いので、アレンジもずいぶん近道できている気がします。
「東京デスペレイション」はさらに怖く。
「愚か者、待つ。」はさらに土臭く。
音楽はある意味「心象風景」。
だから、より映像的になればその分伝わり易いと思う。だから楽器が重なる分、「絵具が混ざる」みたいなことがやっぱり起こるから色が繊細に表せる。
反面
あまり映像化しすぎないことでそこに何かが「宿る」ことを目指したいから結局はバランスなんだろうけど。
前回、ライブで演奏した「月とコヨーテ」「星になれたら」も微調整段階ですが、さらにどうすればよいか見えました。
イデア次第で、曲は本当に化けます。
ラテンのリズムを拝借し心の闇を歌った「ヒロイズム」は、u1さんのフレーズで完全にレゲエ風に仕上がりました。
レゲエは明るいようでいて暗い歌詞が多い。このミスマッチがとてもうまく体現できた気がします。
狙い通り、です。
写真は僕の曲をカラフルに仕上げてくれているu1さんの愛用マンドリン。なんとなく高そうですね…笑



うーむ。どれもレコーディングしたい衝動に駆られます。
「1日が24時間では足りない」と言っていたやまだかまちの言葉が、今、なんだかとってもよくわかります。